3度目の挑戦で受講決定!障がい者スポーツトレーナー資格取得への道

3度目の正直!ついに受講決定!〜障がい者スポーツトレーナーを目指すあなたへ〜

皆さんは「公益財団法人日本パラスポーツ協会公認 障がい者スポーツトレーナー」という資格をご存知でしょうか?

この資格は、障がいを持つアスリートに対して、リハビリテーションやコンディショニング、競技力向上のサポートを行うための専門知識と技術を有したプロフェッショナルが認定されるものです。資格の発行は公益財団法人日本パラスポーツ協会によって行われ、令和4年3月31日時点で全国で約234名が登録されています。認定資格としては歴史が浅く、2009年にスタートしてから13年余りが経過しましたが、まだまだ知名度は低い状況です。

受講チャンスを掴むために

私は、実はこの資格に3度目の申し込みでやっと受講機会を得ることができました。毎年、定員20名の枠に対して数倍の応募があるため、簡単には受講できない人気資格となっています。昨年度は新型コロナウイルスの影響で新規申し込みが中止されていたこともあり、今年の受講決定には非常に嬉しい気持ちでいっぱいです。

障がい者スポーツトレーナーの役割

この資格を取得すると、障がい者のスポーツ活動に必要な安全管理や競技力の維持・向上に携わることができます。例えば、アスレティックリハビリテーションやトレーニング、コンディショニングなど、障がい者スポーツに関わる多岐にわたるサポートを担うことになります。

また、障がい者スポーツの現場では、他の関係団体と協力しながら、選手たちが安全に競技に取り組める環境を整えることが重要です。トレーナーとしては、質の高い専門知識と技術を駆使し、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートする責任が求められます。

受講条件について

障がい者スポーツトレーナー資格の受講には、次のいずれかの条件を満たす必要があります。

  1. 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
  2. 以下のすべての条件を満たしていること
    • ①理学療法士 ②作業療法士 ③柔道整復師 ④あん摩マッサージ指圧師 ⑤灸師 ⑥鍼師 ⑦その他の資格(主催者が同等と認めたもの)
    • 推薦団体(日本障がい者スポーツ協会登録競技団体、都道府県障がい者スポーツ協会など)からの推薦を受けていること
    • 資格に関する日常活動で2年以上の実績があること

カリキュラムの流れ

講習会は、1次講習(理論科目)と2次講習(実技科目)の2部構成で行われ、各講習の最後には試験が実施されます。すべての試験に合格した者だけが、この資格を取得することができます。

これからの準備

この資格は決して簡単に取得できるものではありませんが、障がい者スポーツの発展に寄与するトレーナーとしてのやりがいは非常に大きいです。受講が決まった今、しっかりと準備を進め、確実に合格を目指したいと思っています。あなたもぜひ、この貴重な資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか?


パラスポーツトレーナーとしての未来を描くなら、まずはしっかりとした準備から。この記事があなたの一歩を後押しすることを願っています。

関連サイト

公益社団法人日本理学療法士協会 国民の皆さま向けトップ

公益社団法人 日本理学療法士協会の公式サイトです。協会に関する様々な情報をご紹介します。

JSPO 日本スポーツ協会

わが国におけるスポーツ統括団体「JSPO(日本スポーツ協会)」の公式サイト。国民体育大会や日本スポーツマスターズの開催、スポーツ少年団の運営など。

公益財団法人日本パラスポーツ協会(JPSA)

日本パラスポーツ協会(JPSA)は、国内における三障がいすべてのスポーツ振興を統括する組織で、障がい者スポーツ大会の開催や奨励、障がい者スポーツ指導者の育成、障がい者のスポーツに関する相談や指導、普及啓発などを行っています。