
専門学校の非常勤講師として働く理学療法士の選択肢
理学療法士として病院や施設で勤務している方なら、一度は副業を考えたことがあるかもしれません。副業を始めることで、スキルを活かしつつ、収入を増やすことができる可能性があります。しかし、副業を始める際に何をすればよいか迷う方も少なくありません。
私もその一人でした。外来整形外科で理学療法士として働きつつ、副業として専門学校の非常勤講師をしていますが、初めは何を副業に選ぶべきか悩みました。
副業を考える際の課題
副業を始める際、多くの理学療法士が直面する問題の一つは、時間の融通が効かないことです。特に本業の勤務時間が不規則な場合、副業を探してもスケジュールが合わないことが多いと感じるでしょう。
もちろん、本業に支障が出る副業は本末転倒です。そのため、空き時間をうまく活用でき、かつ本業と両立できる副業を見つけることが重要です。
専門学校の非常勤講師としての道
副業の一環として専門学校の非常勤講師を考える方もいるでしょう。しかし、求人サイトや専門学校のホームページを見ても、非常勤講師の募集情報は非常に少ないのが現状です。
非常勤講師の仕事を得るためには、やはり人脈が大きなポイントとなります。実際、私が専門学校の非常勤講師を始めることができたのも、以前から親交のあった専門学校の教員の方からお声をかけていただいたことがきっかけでした。このように、急に募集を見つけることは難しくても、日頃から築いてきた信頼関係やネットワークが大いに役立つのです。
授業内容と講師としてのメリット
授業内容は、理学療法士やアスレティックトレーナーに関連する講義が中心であり、自分の知識や経験をそのまま活かせるため、非常にスムーズに始めることができました。また、専門学校の講師として働くことで、現場での経験を次世代の理学療法士やトレーナーに伝えるやりがいを感じることができます。
ありがたいことに、毎年講義の依頼を受けており、私にとっても非常に貴重な副業となっています。
人脈とチャンスを大切に
私が専門学校の非常勤講師としての仕事を得ることができたのは、人との繋がりが大きな要因でした。どのような場面で仕事のチャンスが訪れるかは分かりませんが、日頃から人脈を大切にし、信頼関係を築くことが、副業を成功させるための一歩になるでしょう。
まとめ
理学療法士として本業を続けつつ、副業を始める際には、時間の調整や人脈が鍵となります。専門学校の非常勤講師を例に、副業を始めたいと考えている方は、自分の知識を活かせる分野や、人との繋がりを意識しながら、次の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。