株式会社ぎょうせい発行:障がいのある人のスポーツ指導教本(初級・中級)2020年改訂カリキュラム対応

公認障がい者スポーツトレーナー資格を目指す方必見!おすすめの予習書籍紹介

パラスポーツに関わる皆さん、こんにちは。今回は、公認障がい者スポーツトレーナーを目指す方や、すでに障がい者スポーツに携わっている方に向けて、私が実際に予習に使った書籍をご紹介します。

私が参加したのは、公益財団法人日本パラスポーツ協会主催の「公認障がい者スポーツトレーナー養成講習会」。2022年8月に1次検定試験を受験し、無事合格を果たしました。その際、試験対策として役立ったのが、今回ご紹介する 「障がいのある人のスポーツ指導教本(初級・中級)2020年改訂カリキュラム対応」 です。

予習は早めに始めよう

養成講習会では、障がい者スポーツに対する理解を深めるための講義が行われ、最終日には筆記試験が実施されます。試験に挑む前に、基礎的な知識を持って臨みたいと思い、独学で予習を始めました。しかし、講習会当日までテキストが公開されないため、自分で参考書を選ぶ必要があります。

そんな中で手に取ったのが、「障がいのある人のスポーツ指導教本」です。この書籍は、日本パラスポーツ協会が編集しており、信頼性が高く、内容も非常に充実しています。

幅広い障がいに対応する基礎知識を網羅

私自身、これまで知的障がい者のサポートを中心に活動してきましたが、この書籍は、知的障がいをはじめ、視覚・聴覚・肢体不自由など、さまざまな障がいに対応するスポーツ指導の基礎知識を広く網羅しています。

障がい者スポーツにおける基本的な理念や各疾患に対する理解、さらには具体的な指導方法に至るまで、初心者からベテランまで役立つ内容です。特に、これから障がい者スポーツに携わろうと考えている方には、入門書としておすすめです。

健常者向けのトレーニングとは異なる必要性

障がい者スポーツのトレーニングには、健常者向けのアスレティックトレーニングの知識だけでは不十分です。それぞれの障がいに対する理解と、個別のニーズに応じたサポートが必要となります。同じ疾患を持つ人であっても、それぞれに独自性があり、トレーニングの方法も個々に異なります。

この書籍は、その多様性を理解するための第一歩として最適です。

公認障がい者スポーツトレーナーを目指す方へ

今後、公認障がい者スポーツトレーナーを目指す方や、すでに障がい者スポーツに携わっている方にも、この教本は大いに役立つでしょう。障がい者スポーツに対する知識を深め、より質の高いサポートを提供したいという方には、ぜひ一度手に取ってみてほしい書籍です。

今後もこの分野での活動を続けるために、基礎から応用までしっかりと学び、パラアスリートたちを支えるトレーナーとして活躍できるよう、知識を積み重ねていきましょう。

まとめ

障がい者スポーツに関わる方にとって、専門的な知識を学び続けることは非常に重要です。「障がいのある人のスポーツ指導教本」は、初心者から熟練者まで多くの人にとって役立つ内容が詰まっています。公認障がい者スポーツトレーナーを目指す方も、既に活動している方も、この機会にぜひ活用してみてください。

スポーツを通じて、障がいを持つ方々の健康と生活の質向上に貢献しましょう!