合格率20%以下!?公認アスレティックトレーナー試験に挑むための戦略

アスレティックトレーナー合格者へ贈る言葉と、次のステップへのアドバイス

2022年11月5日(土)に実施された令和4年度公認アスレティックトレーナー専門科目検定試験の結果が届き、多くのSNS上で合否の報告がされました。合格された皆様、本当におめでとうございます!

私も6年前にこの試験を受験し、合格通知を受け取ったときの喜びは今でも鮮明に覚えています。あの瞬間は、人生で最も努力した1年以上にわたる準備が報われた瞬間でした。

公認アスレティックトレーナー筆記試験の難易度と合格率

公認アスレティックトレーナーの筆記試験は、その難易度の高さで知られています。公式な合格率は公表されていませんが、一般的に20~30%程度と推測されており、しっかりとした準備が必要です。半端な努力では合格は難しく、試験に臨むには確固たる知識と準備が不可欠です。

今回、見事に合格を手にした方は、その努力と成果が報われました。心からお祝い申し上げます。

残念ながら不合格だった方へ

今回、不合格となってしまった方も多くいるかと思います。しかし、これは次のチャンスへのステップにすぎません。失敗は成功の母といいますが、今回の経験を活かして、来年度に向けてしっかりと準備を進めましょう。次回の試験で再び挑戦することで、さらなる成長を遂げることができます。

次のステップ:実技試験への準備

筆記試験に合格した方は、来年2月頃から実技試験に臨むことになります。ここで重要なのは、時間の猶予があまりないことです。年末年始を挟むため、しっかりと計画的に準備を進める必要があります。

実技試験では、テーピングや様々なシチュエーションに対応する力が求められます。特に、未経験の課題も出題されることがあり、現場経験者でさえ対応に苦労することも少なくありません。私自身も実技試験に向けて練習を始めた当初、課題に全く対応できずに悩んだ経験があります。しかし、コツコツと努力を重ねることで、確実にスキルは向上していきます。

実技試験に向けたアドバイス

これから実技試験に向けて準備を進める皆さんにとって重要なのは、「一貫した努力」です。短い時間でも、日々の積み重ねが大きな成果を生みます。また、現場での実践的なスキルを磨くためには、可能であれば実際のトレーナー活動やインターンシップを経験することをおすすめします。

さらに、実技試験では課題に対する迅速な判断と対応が求められるため、シミュレーション練習や模擬試験を行い、試験本番での緊張感に慣れることが非常に有効です。

最後に

合格された方も、不合格だった方も、それぞれの道で次のステップに進むことになります。アスレティックトレーナーを目指す旅は決して簡単なものではありませんが、挑戦し続けることで、必ずその道は開かれます。これからの努力が、皆さんの夢を実現するための大きな力となることを信じています。

今後も実技試験に向けたアドバイスをブログに投稿していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。


この記事では、アスレティックトレーナーを目指す学生に向け、合格者と不合格者への励ましと実技試験へのアドバイスをお届けしました。今後の準備に役立つ情報をお届けしていきますので、ぜひご期待ください。

関連サイト

公益社団法人日本理学療法士協会 国民の皆さま向けトップ

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JSPO 日本スポーツ協会

わが国におけるスポーツ統括団体「JSPO(日本スポーツ協会)」の公式サイト。国民体育大会や日本スポーツマスターズの開催、スポーツ少年団の運営など。

公益財団法人日本パラスポーツ協会(JPSA)

日本パラスポーツ協会(JPSA)は、国内における三障がいすべてのスポーツ振興を統括する組織で、障がい者スポーツ大会の開催や奨励、障がい者スポーツ指導者の育成、障がい者のスポーツに関する相談や指導、普及啓発などを行っています。